調剤薬局事務を辞めたいと思う理由は?未経験には難しい?つらい・大変な仕事まで解説

更新日時 2020/06/10

「調剤薬局事務ってつらい仕事なの?」

「調剤薬局事務を辞めたいと思っている人は多いの?」

このような疑問をお持ちの方は多いと思います。

調剤薬局事務は薬局で受付をしたり、会計をしたりレセプトの作成・確認などを行っています。

調剤薬局では欠かすことのできない人材ですが、仕事内容がつらく、辞めたいと思っている人は多いようです。

こちらの記事では、調剤薬局事務のつらい点や、辞めたいと思うきっかけなどについて解説していきます!

調剤薬局事務のつらい点についてざっくり説明すると

  • 覚えるべき仕事が多かったり、複雑な薬剤の名前を覚えることが難しい

  • 接客することが多いため、クレーム対応も必須

  • 職場の人間関係で苦労することもある

  • 特に新人や未経験者にとってはかなりつらく、離職してしまう人も多い

調剤薬局事務を辞めたい理由は?

冴えない顔の子供

調剤薬局事務の仕事を辞めたいと思う人には、様々な理由があります。

辞めたいと思う理由について、詳しく解説していきます。

残業が多くてつらい

医療の現場では患者の対応が最優先されます。

そのため、病院の診察が終わらない限り調剤薬局の仕事も終わらず、従業員も帰ることができないのです。

事務は定時で帰れるわけではなく、急患や診察の時間が長引くことで残業が常態化してしまうこともあります。

また、土日も開業している医療機関は少なくないため、駆け込んでくる患者の対応の件数も増え非常に忙しくなるでしょう。

さらに、インフルエンザなどの感染症が流行する冬は最繁忙期となります。

この時期は定時に帰れる日はほとんどなく、医療や調剤に関する事務員にとっては最もハードな時期と言えます。

薬剤の名前が複雑

調剤薬局事務の仕事では、処方箋を間違えて入力することを防ぐために、複雑で難しい名称の薬剤をしっかりと覚えなければなりません。

薬剤は種類が多い上に紛らわしい名前があったり、覚えづらいものがあったりするため、未経験者は特に苦労するでしょう。

また、最近は医療費負担を抑えるために、社会的に推奨されているジェネリック医薬品も多く出ています。

これらジェネリック医薬品もメーカー違いで同じ名前の薬が多いため非常にわかりづらく、精神的なストレスは大きいでしょう。

薬局次第では100種類を超える量の薬を覚えさせられることもあるため、かなり業務の負担は重いです。

薬剤に関して事前知識が無い人にとっては、苦行と言えるでしょう。

請求がかなり大変

保険請求の仕事も、細かい作業が多く難しい作業です。

病院に来る人のほとんどは3割負担で、医療費の残りの7割は保険組合などが負担しています。(年齢によって1割負担や2割負担の人もいます)

薬局の場合も同様の負担割合であるため、患者に払ってもらう以外の残りの7割は保険会社に請求をしなければなりません。

この請求の作業が非常に忙しく、入力ミスや保険番号、名前などの間違いによるエラーが無くなるまで仕事を終わらせることはできません。

そのため、患者が多い日で残業をしない日はほとんど無いと覚悟しておきましょう。

1ヶ月に何千人もの処方を完璧に入力するのは非常に難しく、エラーはどうしても起こってしまいます。

つまり、請求の時期はストレスフルな日々を送ることになるため、この点も調剤薬局事務の辛い点と言えます。

クレーム対応も大変

調剤薬局事務は接客業が多い職種なので、患者に対してしっかりと応対する必要があります。

接客の仕事が伴う以上、時には患者からクレームを受けることもあり、その対応についても窓口に立つ調剤薬局事務が責任を持って行わなければなりません。

クレームの内容としては「待ち時間が長い」「薬代がいつもより高い」「薬の数が足らない」などが多く、これらは実務を積んで知識を身に着けることでうまくあしらうことができます。

しかし、人によっては保険証の提示を求めただけで怒り出すなど、非常に理不尽なケースもあるため、このような患者の対応をする際には精神的な負担は非常に大きいと言えます。

人間関係でトラブルが起こる

調剤薬局の多くは基本的に広くないため、人間関係のトラブルが起こるとストレスが溜まりやすい職場でもあります。

仕事に関するストレスだけではなく、人間関係のストレスも抱えてしまうと疲弊してしまうため気を付けましょう。

患者さんとのトラブル

患者とのトラブルは、前述したクレームが主になります。

また理不尽な患者のケースだと、薬を渡した後に患者が家で紛失してしまったにも関わらず、紛失した分を無償で請求しに来るといったこともあります。

薬局では在庫の数が一致しているためしっかり渡した旨を説明しても、悪質なクレーマーや自分勝手な患者はなかなか引き下がってくれません。

その結果、仕方なく足りない薬を渡して在庫の数がズレるいうことも起こってしまうのです。

薬剤師との関係が悪くなることも

薬剤師も人間なので、優しい薬剤師もいれば嫌な薬剤師も当然います。

例えば、事務員が入力を間違えてしまい、薬剤師もそれに気づかず患者薬剤を渡ししてしまった場合に、全て責任を押し付けられたという声があります。

また、嫌な薬剤師の中には、調剤薬局事務よりも立場的に上であることを理由に高飛車な態度を取ったり小馬鹿にしてくる態度を取る人もいます。

このようなギスギスした環境になってしまうこともあり得るため、ストレスを溜め込む前に転職の選択肢も考えておくと良いでしょう。

体調が悪くなる点もきつい

薬局や医療の現場には、当然のことながら体調の悪い人が来ます。

そのため、同じ空間にいることで感染症などをもらいやすく、体調を崩す危険を孕んでいます。

実際に「薬局に入ってから風邪をひくことが増えた」と悩んでいる調剤薬局事務は多くいるため、持病を持っている人などは気を付けなければなりません。

特に、冬になるとインフルエンザをもらいやすく、予防接種を打ってマスクを着用して対策していても感染してしまうことは有り得ます。

同じ環境にいるだけで伝染ってしまうことも多く、冬は特に辛いシーズンと言えるでしょう。

調剤薬局事務の仕事内容は大変?

大きな疑問

このように辞めたいと感じる理由の多くある調剤薬局事務ですが、実際の仕事内容はどのぐらい大変なのか、またどういった点が大変だと感じやすいのかを解説します。

未経験には難しい仕事も

調剤薬局は民間企業が設置したものなので、医療事務などの資格を持っていない人でも働くことができます。

ただし、調剤薬局事務の業務内容は非常に広いため、未経験者だと苦労する場面が多くあります。

特に、小規模の薬局では1人の調剤薬局事務員が全ての業務をこなさなければならず、仕事の負担が重くなりがちです。

特に、未経験者やそこまで経験がない人はいきなり短い期間で様々なことを覚えなければならないため、心身の負担は非常に大きいと言えます。

調剤薬局事務は慣れればやりがいが大きく楽しい仕事ではありますが、最初の頃は覚えることが多いことに耐えられず、短期間で辞めてしまう人も多いのが調剤薬局事務のリアルなのです。

一般的な事務よりも大変

調剤薬局事務は、一般的な事務作業だけでなく患者の対応もこなさなければならず、一般事務よりも大変です。

患者を待たせないように、できるだけ早くに業務をこなす必要がある一方で「医療業界である以上は絶対にミスが許されない」というプレッシャーが常につきまといます。

このように、スピードと正確さが同時に求められるため、一般的な事務職よりかなりハードと言えるでしょう。

また、調剤薬局事務は細々とした雑務が多い上に、さらにレセプトの確認は苦労するでしょう。

細かい数字を追っていく目を酷使する仕事なので、眼精疲労や肩こりが慢性的になってしまい、体調の面でも悩みを抱えている人が多いのです。

給料が安くてつらい

このように、こなすべき仕事量が多く人の生死に関わる医療業界でありながら、調剤薬局事務の給料は日本全体の平均よりも低くなる傾向にあります。

ただし、医療関係は勤怠管理がしっかりしているところが多いため、定時に帰れる職場が多いのも実情です。

残業が少ないことが影響して残業代などが出ないことにつながり、給料が低くなりがちになってしまうという実情もあるのです。

また、医療事務系の有資格者の方が一般事務よりも給料が高くなる傾向にありますが、実際にそこまで大きな差が出るわけではありません。

このような収入が低い点も、調剤薬局事務の大変な点となっています。

医療事務とはどっちが大変?

薬剤 調剤薬局事務と業務内容が似ていてよく混同されることのある仕事に医療事務がありますが、医療事務の大変さについて解説します。

医療事務の仕事は幅が広い

医療事務の仕事は、傍から見ると「座って受付してるだけの簡単そうな仕事」と思われがちですが、実際は全くそんなことはなく、非常にハードな仕事です。

座っている時間よりも立って動いている時間の方が多く、また業務内容もレセプト作成やクラーク業務、カルテの準備、レセプト点検など多岐に渡り、想像以上にハードな仕事なのです。

仕事が多岐に渡る分、覚えなければならない仕事も多くなってしまい未経験者ではかなりしんどいでしょう。

また、立ち仕事が多いので足がむくむこともあり「もっと世間に調剤薬局事務の大変さを分かってほしい」と考えている医療事務員は多いのが実情です。

病院について知らないとつらい

慣れない内は、そもそも働いている病院の仕組みをよく分かっていない場合もあります。

このように知識不足だと誰が何の仕事をしているのか理解できず、やっている仕事に不安を感じてしまうこともあります。

そのため、まず病院全体の流れを掴むことをまず優先的に行い、その後に小さな不明点や疑問点を解決していきましょう。

医療に関する知識はかなり複雑なので、いきなり全部覚えようとはせずに徐々に覚えていくことが大切です。

また、資格を取得して就職したとしても、実際の実務とのギャップが大きく苦労してしまう人が多いです。

とはいえ、無資格者よりも事前知識を持っている分仕事の飲み込みは早いため、やはり資格を取得しておくに越したことは無いでしょう。

調剤薬局事務を辞める前に考えるべきこと

冴えない顔の子供

いくら調剤薬局事務として働くのが辛いと感じても、後先のことを何も考えず辞めてしまうのは避けるべきです。

辞める前に、必ず今の仕事を続けるメリットや辞めた後の将来についてなど、慎重に考えるようにしましょう。

以下で、辞める前に考えておくべきことを紹介します。

未経験の新人はすぐに辞めるべきでない

知識不足や経験不足で業務についていけず、辞めたいと思っている新人は多いです。

特に、小規模な薬局ではサポートも不足しているためなかなか仕事を覚えられないのが実情です。

しかし、調剤薬局事務だけに限った話ではなくどの会社でも共通して言えることですが、できれば入社1年未満で辞めるべきではありません。

理由として、1年未満で辞めてしまった場合、転職活動をしているときに職場の信用を得られず「またすぐに辞めちゃんうんじゃないか?」と思われてしまうからです。

このように、短期間での離職はリスクが大きいため、最低でも1年は続けるべきなのです。

2年以上続ければ資格を得られる

調剤薬局事務の仕事を最低でも2年以上実務経験を積めば「医師または薬剤師のもとで2年以上の実務経験」という登録販売者の免許取得条件をクリアすることができます。

そのため、調剤薬局事務の仕事は登録販売者の免許の取得を目的として始めたという人も多くいるのです。

登録販売者の免許を持っていることで、薬局以外の幅広い医療業界に就職しやすくなるメリットがあります。

また、調剤薬局事務の経験が医療事務の仕事に生かせる場面も多いため、医療機関でのキャリアアップを考えている人にとっては、最低でも2年以上続けることをおすすめします。

理由次第ではやめるべきでない

職場を辞める際には様々な理由がありますが、人間関係が理由で辞めたいと思っている場合は、将来のためにも辞めるべきではありません。

その理由は、転職する際に「人間関係で苦労して辞めました」と言ってしまうと、相手の企業から「この人の被害者意識が強いだけなんじゃないの?」と思われてしまう可能性もあるからです。

また、思い切って辞めたは良いものの、自分の中で「もう少し頑張っていればよかった」と後悔してしまうことも有り得るでしょう。

そのため、人間関係が嫌であっても、仕事が好きであればもう少し踏ん張って仕事を続けるべきです。

また、辞めるときでも、人間関係以外の正当な理由を見つけてからでないと、転職活動で苦労するでしょう。

その後を決めてから辞めよう

辞める決断をしても、しっかりと転職先を決めてからにするべきです。

次にどんな会社、どんな職業を目指すのかイメージしてから辞める決断をしなければ、失業期間が長引いてしまう恐れがあります。

また、仕事を辞めたいと思ってもルール上すぐに辞められるわけではありません。

最低でも1〜3ヶ月程度は続けなければならないため、その点を頭に入れておくようにしましょう。

また、転職する前に長期間のブランクを作ってしまうと不利になるので、有給休暇消化中などに次の就職先を決めておくことをおすすめします。

調剤薬局事務の転職先は?

勉強する女性

調剤薬局事務を実際に辞めたいと思っていても、具体的にどんな転職先があるのかイメージできていない人は多くいます。

こちらのトピックで、具体的な転職先やどのように調剤薬局事務としての経験が生かせるのかを解説していきます。

医療事務に転職

調剤薬局事務と医療事務は、薬局と医療機関という職場が異なっている点以外は共通している部分が多いため、これまでの経験を生かしやすくおすすめの転職先と言えます。

仕事内容は点数計算の面で多少違いはありますが、レセプト業務やパソコンを使う業務などは共通しているため、調剤薬局事務の経験がそのまま生かせて即戦力となることができるでしょう。

また、請求についてや医療事務関係の基本的な知識が頭に入っていることも大きな強みになるため、比較的その後に期待の持てる転職先と言えるでしょう。

一般的な事務として転職

調剤薬局事務も一般的な事務も、パソコンを用いた仕事が主であることや、お金の授受などを行う仕事であることなど共通点は多いです。

そのため、一般的な事務仕事へ転職する場合でも、調剤薬局事務の経験は生かしやすいと言えます。

また、事務仕事を行う場合は基本的なパソコンスキルは必須なので、調剤薬局事務で身に着けたパソコンスキルも生かせるでしょう。

この他にも、クレームや人間関係などの面、体調管理の面などは調剤薬局事務より一般事務の方が一般的に負担が少ないです。

職場によっては調剤薬局事務よりも圧倒的に仕事が楽と感じることができる可能性もあるため、ぜひ視野を広げて一般事務も候補に入れておきましょう。

登録販売者にもなれる

前述したとおり、調剤薬局事務として2年以上実務経験を積み、試験に合格することで登録販売者の免許を取得することができます。

登録販売者になることで実務的な薬剤の知識が身に着き、事務よりも格段に給料が良くなるためおすすめの転職先と言えます。

また、登録販売者の募集をかけている企業も非常に多いので、自分のキャリアや仕事の幅を広げることができるというメリットもあります。

より高い年収やキャリアアップを目指したい人は、ぜひ登録販売者を目指してみてください。

パートや派遣社員として働く

これまで正社員として長時間働いていた人は、パートやアルバイト・派遣社員といった雇用形態で働くことも選択肢となります。

例えば、パート・アルバイトの場合はフルタイムではないので、人間関係に問題があれば嫌いな人が働いていない時間にシフトを入れるなどの臨機応変な対応が可能になります。

また、調剤薬局事務の仕事は仕事の融通が効きやすいです。

このように自分の都合や働きたい時間だけ働くという手段をとることで、生活と仕事のバランスをうまく保つこともできます。

収入は減ってしまいますが、精神衛生上非常にメリットのある働き方と言えるでしょう。

調剤薬局事務の転職で気を付けること

長旅の人

調剤薬局を辞めて転職先の方向性が決まったら、具体的に転職する方法について考えていく必要があります。

こちらのトピックで、実際に転職を勧める際の手段や、重要なポイントについて詳しく解説していきます。

ハローワークにいこう

実際に転職する際の一つの代表的な手段として、ハローワークに行くことが挙げられます。

失業保険の申請をする場合は必ずハローワークを経由することになるため、ぜひ積極的に活用すると良いでしょう。

ハローワークは無料で利用できる上に全国どこにでもあり安心して相談ができることや、転職をサポートするプロもいるため利用によるメリットは多くあります。

さらに、転職情報についても民間の求人誌には載っておらずハローワークにしか出回っていない求人があるため、非常に多くの求人数から選択することも可能です。

ただし、ハローワークは無料で求人を出すこともできるため、ハローワークに求人を出している企業の中にはブラック企業も紛れ込んでいます。

ブラック企業への入社を防ぐためにも、あらかじめハローワーク職員や会社の人と条件についてよく確認しておくようにしましょう。

転職・求人サイトの利用もおすすめ

ブラック企業には絶対採用されたくないという人や、自分で求人の内容を精査できないといった人には、民間の転職サイトや転職エージェントの利用がおすすめです。

このような転職サイトでは、事前に業界の情報や会社の情報などを徹底的に調べ上げた上で求人を紹介しているため、ブラック企業を紹介されづらいというメリットがあります。

また、民間の転職エージェントは人の適性を見抜く能力に長けていることが多いため、頼りになるでしょう。

転職サイトの中には、特定の業界にフォーカスしている特化型転職サイトも多くあるので、転職したい業界が決まっている人にはそういったサイトを利用すると良いでしょう。

ピンポイントで業界を絞ることにより、自分の希望を満たした求人と巡り会える可能性が高まります。

調剤薬局事務を続けるためには

紅葉の写真

転職を目指す人がいる一方で、転職をせずに調剤薬局事務として働き続けることを選ぶ人もいます。

この場合、どのようなことを意識して仕事をしていけば良いのか、解説していきます。

慣れることでミスは減る

調剤薬局事務の仕事はルーティンワークが多く、基本的に毎日同じことの繰り返しです。

そのため、コツコツと勤め続けることで仕事に慣れることができ、ミスは減っていくでしょう。

それに加えて、窓口業務やレセプト業務で必須となるスピードも速くなっていきます。

また、コツコツと地道に続けていくことで仕事の全体像も把握しやすくなるので、ベテランになるにつれて効率よく動けるようになります。

さらに、長く続けて従業員同士の連携が取りやすくなれば、忙しい時期でも協力して仕事をスムーズに行うことができます。

その結果、定時で帰ることができる日が増えてワークライフバランスの実現も可能となるでしょう。

患者さんの立場で考える

医療機関や薬局は患者の対応が最優先となるため、常に患者の立場で考えることが重要になります。

そこで、対応していく中でクレームが苦痛だと思うときには「自分だけでなく、患者も心身ともに辛い状況にある」と考えることで、気分を楽にするように心掛けましょう。

患者に対して「寄り添っている姿勢」を伝えることで、相手の要求が分かってきたり相手の怒りが鎮んでいくこともあります。

高齢者は自分たちが思っている以上に体が不自由で、耳が遠かったり、領収書などの細かい字が見づらいケースが多いです。

このような相手の状況を理解して応対ができるようになると、トラブルの数も自然と減っていきます。

このレベルに達することができたら、未経験の新人から一歩成長したと言えるでしょう。

「相手の立場に立つこと」が医療の現場で働く人にとっては最重要ポイントなので、日頃から強く意識するようにしましょう。

資格で自分の価値を高める

調剤薬局事務に関連する資格を取得することで、未経験者でも専門的な知識を得てスムーズに業務を行うことができるようになります。

また、資格を取得することで仕事に対する熱意も評価してもらえ、転職を目指す際にも有利に働くでしょう。

調剤薬局事務関連の資格はほとんどが公的資格であるため、取得する資格で影響力に大きな差は出ません。

ただし、レセプト作成の業務の際に資格手当が付く資格も存在するため、しっかりと自分が高めたいスキルや資格の特徴を見極めてから取得する資格を決めると良いでしょう。

調剤薬局事務関連の資格の中でおすすめの資格は、最も知名度が高く取得もしやすい「調剤事務管理士」 です。

この資格を持っていることで、事務スキルの高さや専門的な知識を備えていることをアピールできるようになり自分の価値が高まるでしょう。

調剤薬局事務のつらい点のまとめ

調剤薬局事務のつらい点のまとめ

  • 覚えることが多かったり、人間関係で苦労することが多い点がつらい

  • 長く経験することで、一般事務への転職や登録販売者になれるメリットもある

  • 辞める場合は次の職場を決めてから辞めると良い

  • コツコツと頑張って続けることで、次第にミスは減っていくため仕事を始めたての頃は我慢の時期

調剤薬局事務の仕事内容は非常に幅広く、かなりハードです。

しかし、経験したことで得られるスキルやストレス耐性は貴重な財産にもなります。

調剤薬局事務を続けることで登録販売者を目指すきっかけにもなったりするため、辞めるかどうかは自分の将来的なキャリアや高めたいスキルを総合的に判断してから決めましょう。