危険物取扱者試験ってどんなもの?難易度や過去問や時間や会場への持ち物まで解説!

「危険物取扱者試験ってどんな試験なの?」

「危険物取扱者試験の試験日っていつなの?」

そんな疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか?

危険物取扱者は消防法に定められた国家資格です。一口に危険物取扱者といっても、いくつかの種別に分かれており、種別によって行える範囲が異なります

そんな危険物取扱者について、資格の基本情報や試験の申込方法、当日の持ち物や取得のメリットまで、徹底的に調査しました。

この記事を読めば、危険物取扱者について把握でき、疑問も解消できるでしょう!

危険物取扱者 試験をざっくり説明すると

  • 甲種、乙種、丙種に分かれており、乙種はさらに第1類~第6類に分類されている
  • 甲種はすべての危険物を扱え、乙種は合格した分類の危険物のみ扱える
  • 国家資格の中では、難易度が比較的低め
  • 試験会場への持ち物は写真付き受験票・鉛筆・消しゴム、会場によっては上履きも必要

危険物取扱者の資格について

PC画面 消防法では、火災の危険性が高いもの、火災が発生した場合消火が難しいもの、火災の拡大リスクの大きいものなどを危険物として指定しています。危険物取扱者はその危険物を取り扱うために必要な国家資格です。

身近な危険物の具体例としては、ガソリンや灯油、軽油、重油などが当てはまります。危険物取扱者には甲種・乙種・丙種の3種類あり、取り扱える危険物が異なるため、仕事に必要な種別を取得するとよいでしょう。

危険物取扱者になるためには、一般財団法人消防試験研究センターが運営する試験に合格する必要があります。各都道府県に支部が設置されています。

危険物取扱者試験についての情報

付箋カラフル ここでは危険物取扱者試験を受ける前に把握しておきたい、試験日程や受験資格、受験料についてまとめました。

試験日程・試験場所

危険物取扱者試験は、すべての都道府県で開催されます。また試験日は都道府県によって異なります

どの県で何日に予定されているかは、試験を運営している一般財団法人消防試験研究センターのホームページに一覧として掲載されています。4月から9月の前期と、10月から3月の後期に分けてまとめられているため、注意しましょう。

あらかじめ住んでいる地域の情報をチェックしておくと、勉強スケジュールが立てやすくなります。

参照:一般財団法人消防試験研究センター「試験日程全国一覧」

危険物取扱者の受検資格

危険物取扱者の受験資格は、受験する試験の種類によって異なります。乙種・丙種には受験資格がありません。学歴や実務経験、国籍などに関係なく誰でも受験できます。

甲種には受験資格が定められており、以下のいずれかに該当する必要があります。

  • 大学等において化学に関する学科等を修了し卒業した
  • 大学等において化学に関する授業科目を15単位以上取得した
  • 乙種危険物取扱者の免状を、第1類又は第6類・第2類又は第4類・第3類・第5類の4種類以上持っている
  • 乙種危険物取扱者免状を取得後、危険物製造所などで危険物取扱いの実務経験を2年以上積んでいる
  • 化学に関する学科または課程を専攻して、修士・博士の学位を取得している

そのため、受験資格に適していれば甲種を挑戦できますが、当てはまらない場合は乙種・丙種から取得することになります。

参照:一般財団法人消防試験研究センター「受験案内」

危険物取扱者の受験料

危険物取扱者の受験料は以下の通りです。

種別 受験料
甲種 6,600円
乙種 4,600円
丙種 3,700円

複数の種別を受験する併願も、支部によっては可能です。受験料は受ける種別をすべて足した料金になります。詳細は自分が受験する支部に確認しましょう。

また併願は電子申請では出来ず、書面での申し込みでのみ可能なため、注意が必要です。

参照:一般財団法人消防試験研究センター「受験案内」

危険物取扱者が扱える危険物の範囲

〇×と女性 取得した危険物取扱者資格の種別に応じて、取り扱える危険物の範囲は異なります

免状の種類 扱える危険物
甲種 すべての種類の危険物
乙種 取得した分類の危険物
丙種 ガソリン、灯油、軽油、重油など

どの種別が何を取り扱えるのか、順に詳細を見ていきましょう。

甲種で扱える範囲

甲種を取得すると、第1類~第6類まですべての危険物の取り扱いや定期点検、保安の監督ができるようになります。受験資格も厳しく、危険物取扱者で一番上級の資格と言えます。

甲種危険物取扱者資格を持っている人がいれば、無免許の人でも取り扱いと定期点検が行えるのが特徴です。甲種を取得し6か月以上危険物取扱者の実務経験を積むと、危険保安監督者になることもできます。

また、消防法第13条第1項に基づき危険物保安監督者に選任されていて甲種危険物取扱者免状を取得している場合、防火管理者講習を受講しなくとも甲種防火管理者の資格を有する者として認められます。

乙種で扱える範囲

乙種では、第1類~第6類の危険物のうち、自分が取得した分類の取り扱いと定期点検、保安の監督が可能です。危険物は消防法により以下の表のように分類されており、乙種は各分類ごとに取得できます。

分類 危険物の性質 扱える危険物の具体例
第1類 酸化性固体 塩素酸塩類、過塩素酸塩類、無機過酸化物など
第2類 可燃性固体 鉄粉、金属粉、マグネシウムなど
第3類 自然発火性物質及び禁水性物質 カリウム、ナトリウム、アルキルアルミニウムなど
第4類 引火性液体 ガソリン、アルコール類、灯油、軽油、重油など
第5類 自己反応性物質 有機過酸化物、硝酸エステル類、ニトロ化合物など
第6類 酸化性液体 過塩素酸、過酸化水素、硝酸など

取得している分類であれば、実務経験を6か月以上積むことで保安監督者に選ばれることもできます。甲種と異なり、防火管理者としては認められません。

丙種で扱える範囲

丙種の取得で取り扱えるのは、ガソリン、灯油、軽油、重油などです。乙種の第4類と比較しても、扱える危険物は限られます。

丙種の資格でできるのは取り扱いと定期点検のみで、無資格者では監督業務はできないという点には注意が必要です。

危険物取扱者の試験内容について

チェックリスト

危険物取扱者試験はいずれもマークシート方式で行われます。種類によって試験時間や科目は異なります。

免状の種類 出題形式 試験時間
甲種 五肢択一式 150分
乙種 五肢択一式 120分
丙種 四肢択一式 75分

甲種の試験では、危険物に関する法令から15問、物理学及び化学から10問、危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法から20問の計45問出題されます。

乙種では、危険物に関する法令から15問、基礎的な物理学及び基礎的な化学から10問、危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法から10問の計35問出題されます。

また丙種では、危険物に関する法令から10問、燃焼及び消火に関する基礎知識から5問、危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法から10問の計25問出題されます。

危険物取扱者取得までの流れ

木製はてな ここでは危険物取扱者取得までどのように進めていくのか、流れをまとめました。

まずは試験勉強

危険物取扱者は、甲種・乙種・丙種の3種類に分かれています。また乙種の場合は、第1類~第6類に分類されているため、どの試験を受けるのか決め、試験勉強を始めるのが取得への第一歩です。

どの種類を受けるのかは、受験資格があるか否かと自分がつきたい職業や、就いている仕事で必要な業務に応じて決めるとよいでしょう。

受検申請を行う

受験の申込方法には、

  • 電子申請
  • 書類申請

の2つがあります。受験料はどちらの申請方法でも同じですが、書類申請の場合送料などがかかります。

電子申請を行う場合は一般財団法人消防試験研究センターの公式ホームページから行います。支払い方法は、クレジットカード・ペイジー・コンビニエンスストア払いから選択が可能です。

書類申請の場合は受験する都道府県の窓口に、受験願書と郵便振替払込受付証明書などの支払証明、必要であれば受験資格の証明書や免除科目の証明書などを送付します。詳細は支部によって異なるため、よく確認して行いましょう。

参照:一般財団法人消防試験研究センター「電子申請トップ」

いざ受検へ

危険物取扱者の試験は、都道府県によって試験日が異なります。居住地や職場のある場所に関係なく受験できるので、自分の都合の良い都道府県に受験申請を行いましょう。

受験日当日の持ち物は、写真を貼った受験票とHBまたはBの鉛筆・消しゴムです。受験票に記載のある会場では上履きも持っていきましょう。電卓やスマホなどの使用は認められていません。

顔写真は免状にも使用されるため、サイズやルールを守って貼りましょう。忘れた場合やサイズが異なる場合は、受験できなかったり再提出を求められる可能性があります。また本人確認のための免許証などを用意しておくと安心です。

免状の交付申請

試験合格後は、免状の交付手続きを行います。危険物を取り扱うためには、試験の合格だけでなく、免状の交付まで行わなければなりません。

交付申請先は受験した都道府県です。どの都道府県でも2,900円の手数料が必要になります。

交付申請も一般財団法人消防試験研究センターが管理しています。交付申請の方法は都道府県によって詳細が異なるため、自分の受験した支部の公式ページなどで確認しましょう。

受検の際の注意すべきこと

受検する前に

  • 甲種を受ける場合は、受験資格を満たしているか
  • 乙種を受ける場合は、科目免除が使えるか

という2点は特に確認しておきましょう。乙種をすでに一科目でも持っている場合は、科目免除を利用できます。

入れ忘れがないよう、持ち物は試験前日に準備するのがおすすめです。受検場所によりますが、駐車場が限られるため、公共交通機関を利用するのがよいでしょう。

危険物取扱者を取得するメリット

グッドと吹き出し 危険物取扱者の取得にはどんなメリットがあるのか調査しました。

比較的簡単に取得可能な国家試験

国家試験=難関試験というイメージを持っている人も多いでしょう。ただ、国家資格の中では、危険物取扱者は比較的難易度の低い試験といえます。

特に理系で化学などについて基礎知識を持っている人であれば、短期間での取得も期待できます。

給与が高い

企業によっては、危険物取扱者取得で資格手当が出る場合もあります。特に製薬や化学製品を扱う業界には、手当を設定している企業が多いです。

また中には、ボーナスに反映されたり、取得時に報奨金が出る企業もあります。

乙種4類に合格すると科目免除が受けられる

乙種4類はガソリンなどを取り扱えるため、特に受験者の多い人気科目です。乙種を何か1つでも取得した場合、次にほかの乙種試験を受けるときに科目免除を受けられるため、最初に受けておくのもよいでしょう。

免除制度を利用すると、3つある科目のうち、危険物に関する法令と基礎的な物理学及び基礎的な化学の2つが免除され、危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法10問のみの出題となります。

また、試験時間も35分と短くなります。試験範囲が狭まると集中して勉強できるでしょう。一部免除制度に当てはまる場合は、積極的に使っていきましょう。

危険物取扱者はどんな職業に就けるのか

標識

危険物取扱者が重宝される職業を調査しました。

危険物保安監督者

製造所や給油取扱所、屋外タンク貯蔵所などでは、危険物保安監督者を定めなければなりません。この危険物保安監督者は、基準に適合するように必要な指示を出すなどして、現場の保安に努める仕事です。

危険物保安監督者になるには、6ヶ月以上の危険物取扱いの実務経験と、甲種または合致した種類の乙種の危険物取扱者資格が必要です。

そのため、危険物保安監督者が必要な施設では、危険物取扱者資格を持った人材が重宝されます。

タンクローリーの運転手

タンクローリー(移動タンク貯蔵所)の運転手、または同乗者は、危険物取扱責任者である必要があります。

甲種または乙種危険物取扱者がいれば、無資格の人でも取り扱いや定期点検ができるため、運転者か同乗者のどちらか1人が資格を保有していれば業務ができます。

ガソリンスタンドの店員

ガソリンスタンドは消防法で危険物取扱所に区分されており、危険物取扱者の必要な施設です。近年増えているセルフスタンドでは、客が自分で給油しますが、実はモニターなどで危険物取扱者が監督しています

そのためガソリンスタンドでは、甲種や乙種第4類の取得者が優遇される傾向にあります。

危険物取扱者を学習する際のアドバイス・注意点

サクセス看板

危険物取扱者の勉強法や合格に必要な勉強時間についてまとめました。

危険物取扱者の勉強法

おすすめの危険物取扱者の勉強方法は、

  • ノートやエクセルを使って文字を書いたり知識をインプット・整理する

  • 問題集をひたすら解いて実践的な実力をつける

ことです。

問題を繰り返し解くことで、実践的に学習していくことができます。問題集は分析されて作られているものが多いため、本番のテストに同じ問題が出るということもあるようです。

また、よく出題される危険物の種類と性質は、テキスト等を利用してものに記憶するのに苦労する人が多いです。しかし、ノートやExcelに文字を書き、手を動かすと効率よく記憶できます。

一度に多くの範囲を学ぶのではなく、1日1時間の勉強を2ヵ月続けるなどこつこつ覚えていくのがよいでしょう。こまめに勉強することで脳に知識が定着しやすくなります。

効率的な学習順番

試験勉強は、科学と物理から取り組むのがおすすめです。科学と物理は、高校などで学習したことのある人もいるでしょう。基礎知識があると取り掛かりやすく、短い時間で終わらせることができます。

そして、次に化学製品の性質を覚え、最後に法令を学ぶ学習順番が効率的です。法令が一番暗記が多く、難しい範囲なので、より試験日に記憶が残りやすい最後にもってくるのがよいでしょう。

おすすめ参考書

危険物取扱試験は一部の過去問は公開されているものの、解きながら学習できるほどの問題数はなく、公式の問題集やテキストもありません。そのため、市販されている中でも、以下の2つを使用して勉強することが特におすすめです。

  • わかりやすい!甲種危険物取扱者試験 (国家・資格シリーズ 103)

イラストや図解が豊富な見やすいテキストで、著者の工藤政孝さんの名前から「工藤本」とも呼ばれています。語呂合わせが載っているのも特徴でしょう。よく出題される問題を中心に効率よく学習し、最後には模擬問題に挑戦できます。

わかりやすい!甲種危険物取扱者試験 (国家・資格シリーズ 103)
3080円
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  • 甲種危険物取扱者試験 令和5年版

平成27年~令和4年の過去問が732問も載っている問題集です。問題集と同じ問題が試験にそのまま出たという声も多いのが魅力でしょう。順にテキストを読む時間がない、効率的に出るところに限定して勉強したい人にぴったりの教材です。

甲種 危険物取扱者試験 令和5年版
2970円
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2970円

通信講座での勉強もおすすめ

独学でテキストを読み込むだけではなかなかわからない箇所も、通信講座を受講すれば綿密に設計された講座独自のテキストや動画講義を通じてインプットしていきやすいため、非常におすすめです。

特にユーキャンの危険物取扱者講座は教材のわかりやすいだけではなく、万一わからないことがあっても質問できる制度も整っています。また、語呂合わせ手帳のお陰で、なかなか覚えにくい暗記事項も覚えやすいように工夫がなされています。

ユーキャンの危険物取扱者講座は教材の質と実績の面で、特におすすめの通信講座です

試験勉強は1か月

危険物取扱者は国家試験であり、決して簡単な資格というわけではありません。ただ出題傾向がある程度決まっているため、対策を取りやすい試験と言えるでしょう。

そのため、頻出問題を集中的に暗記することで、1ヵ月という短期間での試験合格も目指せます。

短い期間で取得したい場合は、範囲を網羅するのではなく、過去問や問題集を参考に出やすい問題や得点源になる問題を確実に押さえていくことが大切です。

危険物取扱者試験の難易度

学習する人の手

甲種の難易度

危険物取扱者試験の合格率は、公表されています。平成30年度、令和1年度の甲種の合格率は、以下の通りです。

年号 合格率
令和1年度 39.5%
平成30年度 39.8%

合格率はいずれも40%弱と高くありません。危険物取扱者試験の中でも、一番難易度が高く、しっかりと対策しても臨むことが大切でしょう。

乙種の難易度

乙種における分類別合格率は、以下の通りです。

年号 第1類 第2類 第3類 第4類 第5類 第6類
令和1年度 67.9% 68.5% 68.2% 38.6% 68.7% 67.0%
平成30年度 66.9% 68.3% 67.7% 39.0% 66.1% 64.4%

合格率は、乙種第4類を除いて60%台と国家試験の中では比較的合格率の高い試験と言えるでしょう。乙種第4類のみ合格率が低いのは、受験者数が多いことや、一部免除制度の影響があると考えられます。

乙種第4類は人気が高く、令和1年度の受験者数は248,667人と飛びぬけて受験者数が多いです。中には工業高校で集団受験している学生などもおり、あまり勉強や対策せずに受験する人もいるでしょう。

また乙種第4類以外の受験者の中には、すでに乙種第4類を持っており「法令」と「物理学と化学」の2科目を免除している人もいるため、合格率が高い可能性も考えられます。

丙種の難易度

丙種の合格率は以下の通りです。

年号 合格率
令和1年度 50.4%
平成30年度 51.2

いずれの年も30,000人前後の受験者のうち、約半数が合格しています。受験資格がなく様々な人が受ける試験であることも踏まえると、さほど難易度は高くないと言えるでしょう。中には、運や勘だけで合格した人もいるようです。

人気なのは乙種4類と甲種

数ある危険物取扱者の区分の中で、乙種4類と甲種の人気が高いです。仕事に繋がりやすいのが理由でしょう。甲種は全ての危険物を扱え、乙4類はガソリンや灯油など身近な危険物で就職に生かしやすいのが魅力です。

甲種と乙種であれば、立ち合うことで無資格者が取り扱いや定期点検ができるようになるのも強みでしょう。

受験者数が多い分、通信講座や参考書も洗練されており、効率的に勉強することもできます。

危険物取扱者の合格ラインは?

喜ぶ2人 危険物取扱者試験は、各科目で60%以上の得点を取ると合格できます。

例えば乙種で科目の一部免除が適用されない場合は、

  • 「危険物に関する法令」を15問中9問以上
  • 「基礎的な物理学及び基礎的な化学」を10問中6問以上
  • 「危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法」を10問中6問以上

のいずれも満たさなくてはなりません。一部免除を受けた場合は、受験しない科目は評価の対象から外れます。

合格基準が明確に示されている絶対評価の試験のため、ほかの受験者に影響されないのがメリットでしょう。

合格はホームページで確認できる

合格したか否かは、公示日の正午以降、一般財団法人消防試験研究センターのホームページにて確認できます。インターネットでの確認が難しい場合は、各支部の窓口にも掲示されるため、見に行くこともできます。

電話での問い合わせはできません。後日郵送されてくる試験結果通知書で確認することも可能です。

参照:一般財団法人消防試験研究センター「試験合格者受験番号掲示」

危険物取扱者の試験に関するまとめ

危険物取扱者 試験まとめ

  • 就きたい職種に必要な種別を受験する
  • 甲種には受験資格が定められているが、乙種や丙種ならだれでも受けられる
  • 公式ページでは過去問は一部しか公開されていない
  • 写真付き受験票を忘れると受験できなくなる可能性があるため、持ち物は前日に用意しよう

ここまで危険物取扱者についていろいろな面から解説してきました。

危険物取扱者は国家資格であり、資格がないと行えない業務があるため、取得のメリットも大きいです。受験当日には受験票が必要なため、持ち物確認をしっかりとしましょう。

対策・勉強すれば合格を目指せる試験であるため、ぜひ取得を検討してみてはいかがでしょうか。

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