【2024最新】公認会計士の予備校・通信講座ランキング|主要6社を徹底比較!

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【2024最新】公認会計士の予備校・通信講座ランキング|主要6社を徹底比較!

公認会計士試験のおすすめ予備校・通信講座を知りたい!

各講座の詳しい特徴をしっかりと比較したい・・・

公認会計士試験の勉強を始めるにあたって、ほとんどの人は予備校・通信講座の受講を検討しているのではないでしょうか?

実際試験の難易度も日本三大国家資格に分類されるほど高いものとなっていることから、クオリティの高い講座で学習を進めることが必須となります。

そこで今回は資格Times運営陣が公認会計士の予備校・通信講座を徹底分析して、講座選びで特に重要な

  • 講座価格
  • 教材・講義のクオリティ
  • サポート体制の充実度
  • 合格実績
  • 会社の信頼性

の5つの観点を基にランキング形式で紹介していきます。

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公認会計士の通信講座・予備校ランキング

講座名 価格(税込) 特徴
CPA会計学院 2年スタンダードコース通信講座:750,000円 出題可能性別にランク付けされた教材
ライフスタイルにあわせた学習計画
クレアール 2年スタンダード合格コース 初学者対象 Web通信:540,000円
(372,600円 割引後価格)
重要事項に絞って学習する「非常識合格法」
「セーフティーコース」で初学者も安心
LEC 短答式通信Web:278,000円 短答式と論文式を分ける価格設定
豊富な割引制度を用意
TAC 短期集中本科生:730,000円 母集団が大きく順位を正確に知れる
合格後の就職サポートまで
資格の大原 2年初学者合格コースWebライブ簿記未修者:800,000円 臨場感のあるライブ配信
不明点をすぐに解決できるサポート体制
資格試験のFIN 総合入門コース:272,000円 わかりやすいフルカラーの良質なテキスト
合格者の声が少ない点が欠点

それでは、公認会計士の通信講座・予備校ランキングをより詳しく見ていきましょう。

1位:CPA会計学院

cpa
項目 内容
価格 660,000円(税込)~
授業形態 通学講座/通信講座/通学・通信併用講座
合格実績 合格者786名/合格者占有率50.9%(※2023年CPA会計学院公認会計士試験合格実績)
特徴 圧倒的な合格実績
校舎 水道橋校・早稲田校・新宿校・日吉校・大阪梅田校の5校舎
大宮・津田沼・渋谷・国立・横浜・名古屋・京都・神戸・難波・博多の10ラウンジ

CPA会計学院は公認会計士の対策に特化した予備校となっており、自慢の講師陣と講座カリキュラムを武器に非常に高い合格実績を誇っています。

令和5年公認会計士試験では、786名の合格者を輩出しました。この数字は同試験の全体合格者1,544名の50.9%(2人に1人)となっており、指導力の高さをうかがわせる数字といえるでしょう。

サポート体制も充実していることから、学習教材・支援体制・実績とあらゆる側面で弱点の見当たらない盤石の態勢を敷いている講座であると言えるでしょう。

CPA会計学院の公式サイトはこちら

CPA会計学院の評価項目

CPA会計学院の公認会計士講座は主に初学者向け・学習経験者向けに分かれており、幅広いニーズに対応した講座を用意しています。

受講者の多い初学者対応の通学コースを見てみると、「1年スタンダードコース(通学)」の価格は660,000円(税込)、「2年スタンダードコース(通学)」の価格は750,000円(税込)となっています。

これは1年向けの相場費用でみると、一般的な価格であり、2年向けでは少し高めの料金設定となっています。

よって、全体としてみるとやや高めの講座価格といえますが、気になるほどの価格差ではないでしょう。

CPAの講義

画像出典:CPA会計学院無料講義より

CPA会計学院では、「考え方」を押さえる指導を徹底しており、この指導の実現のために講義・教材をこだわりを持って開発しています。

具体的には、講義で全体像の理解を講師のわかりやすい説明で押さえ、次にこだわりのテキストを用いて各論点の具体的な考えの定着を図ります。

この王道の学習パターンを洗練させることで、基礎から応用的な内容までばっちり理解することが可能なのです。

また、教材は網羅性に優れている点が特徴的であり、他の予備校と比較してもその網羅性はピカイチであると言えます。

CPAのテキスト

画像出典:CPA会計学院無料講義より

内容ごとの重要度も細かく振られていることから、頻出分野に絞った学習も併せて可能な優れもののテキストに仕上がっている言えるでしょう。

CPA会計学院では、精鋭講師陣が多く質問待機をしており、疑問点が発生したらすぐに質問することができる環境が整っています。

対面での質問はもちろん、メールやZoomでの質問も実施していることから、場所・時間を問わずに、好きな講師に制限なく質問できる点が大きな魅力です。

これにより、疑問をそのままにせず、すぐに解消しながらテンポよく学習を進められるでしょう。

また、講師はほかの予備校・通信講座とは異なり、公認会計士試験合格者チューターや経験豊富な講師をそろえており、受験生の目線に立った有効なアドバイスを送ることができるのです。

「いつでも・どんな質問も・高いクオリティ」の3拍子がそろった非常にクオリティの高いサポート体制であるといえるでしょう。

CPAの合格実績

画像出典:CPA会計学院公式HP

CPA会計学院は圧倒的な合格率が大きな売りとなっており、2023年度の数字でみると合格者は786名・合格者占有率は50.9%となっています。

他校を圧倒する高い合格実績はCPA会計学院の大きな魅力であると言えます。

この数字は、生徒の人数を適正化して、1人1人にしっかりとした指導をしていくCPA会計学院のスタイルが功を奏した結果であるといえ、CPA会計学院の指導方針の信頼性を高める数字であるといえるでしょう。

CPA会計学院は公認会計士試験に特化した資格スクールであり、これまでに数々の合格者を世に輩出してきました。

2001年の創設から一貫して公認会計士試験の指導を行っています。

これらの事実から、CPA会計学院は公認会計士の指導ノウハウを豊富に持ち合わせており、受講することで合格までしっかりと導いてくれる非常に信頼性の高い講座であるといえるでしょう。

また、CPA会計学院では簿記3級〜1級や経理・会計の実務まで完全無料で学べるCPAラーニングの運営もしており、会計初心者の方から実務上級者の方までトータルでサポートしています。

詳しくはこちらをご覧ください。

CPA会計学院の会計士講座はどんな人におすすめ?

合格者数786名、合格者占有率50.9%(ともに2023年度実績)と他社を圧倒する実績を残しています。そのため、合格実績の高さを重視して講座選びをするのであれば、CPA会計学院が一番おすすめです。

一方で会社の規模自体はTACや大原などの大手予備校ほどではなく、講師陣の厚さや信頼度という面では大手予備校に部があるので、より安心を求めるのであれば大手予備校の方が無難でしょう。

CPA会計学院の講座を受講した人の口コミ・評判(一部抜粋)

良かった点は、チューターへの質問制度です。

通信生でしたが、フリーダイヤルでいつでも校舎へ電話をかけることができ、毎日のように質問の電話をかけていました。

チューターの方は成績上位者が多いようで、ほとんど毎回的確な回答を得ることができました。 CPA会計学院合格者の声

他の良い点として挙げられるのは、配布される教材の完成度の高さです。

通常、通信で学習される方は動画で講義を視聴し、教材で演習という流れを想定すると思うのですが、教材の説明の丁寧さや簡潔さから、講義を動画で見ずとも必要な知識をインプットでき、わからないところだけ講義を見るといった時間短縮をはかることができました。 CPA会計学院合格者の声

まずは、圧倒的な合格率と周囲の評判の良さがあります。

合理的に考えれば合格率が最も高い予備校を選ぶことが合格への近道ですし、実際にCPAに通っていた友人からもカリキュラムの豊富さやテキスト、講義の分かり易さで優れていると聞いていたので予備校選びではそこまで迷いませんでした。 CPA会計学院合格者の声

口コミでは、多くの人がCPA会計学院のサポート体制・教材の充実度について絶賛の声を上げていました。

特に講師による丁寧なフォローは受講生の印象に残っており、多くの人が厚い信頼関係の下、懇切丁寧な指導を受けて、合格までたどり着いています。

よって、親身なサポートを受けたいならCPA会計学院の公認会計士講座で決まりです!

CPA会計学院の詳しい情報はこちらをチェック!

2位:クレアール

クレアール
項目 内容
価格 520,000円(税込)
授業形態 通信
合格実績 非公表
特徴 非常識合格法で無駄なく学習可能
校舎 水道橋に本館あり

クレアールは公認会計士講座としては珍しく、通信講座専門となっていることから、忙しい人を中心に受講がおすすめです。

最大の魅力は、通信講座だから実現できる講座価格の安さであり、通常時でも10数万円ほど、割引を含めると20万円以上安い場合も多くなっています。

よって、従来の講座価格のせいで、講座の受講をためらっている人には特におすすめの講座であるといえるでしょう。

クレアールの公式サイトはこちら

クレアールの評価項目

クレアールの講座価格は、相場と比較しても圧倒的に安くなっています。

具体的には、1.5年学習向けの「1.5年合格全力投球コース」で520,000円(税込)、2.5年学習向けの「セーフティコース」で650,000円(税込)と、公認会計士講座としては破格の安さを誇ります。

また現在割引を実施中であり、さらに10~15万円ほど安く受講できる超お得なチャンスとなっているので、ぜひ受講を検討してみて下さい。

クレアールの教材の特徴

画像出典:クレアール公式HP

クレアールは、効率的な学習方法として、独自の「非常識合格法」を採用しています。

こちらのメソッドは講師である石井和人先生が自身の指導経験から、無駄な指導をそぎ落としてミニマムの学習で十分合格をつかみ取れるように開発され、内容の頻出度を徹底分析することで、重要ポイントを絞り込み、その部分を中心に学習を進めていくスタイルとなっています。

試験の頻出論点がある程度定まっている会計士試験において、このようなメリハリのある学習を進められる教材が準備されている点は大きなメリットです。

また、演習もその知識を重点的に練習できるように構成が工夫されていることから、インプット・アウトプットの両面で超効率的な学習を実現できるのです。

短期間での合格を希望される方に特におすすめの教材に仕上がっていると言えるでしょう。

クレアールの担任サポート 画像出典:クレアール公式HP

クレアールでは、通信講座でネックになりがちな、個々人に対してのサポートを「担任制」という形を取ることで、実現しています。

受講生の状況を基に、スケジュールの立て方や、勉強法の具体的なアドバイスを懇切丁寧に行ってくれます。

これにより、勉強に行き詰ったときや疑問が生じた際にも、それらを素早く解消できる環境が整っているといえるでしょう。

クレアールは通信講座であることから、受講生との接点が予備校と比較した際に少なく十分なデータを集めることが困難となっています。

これらの事情から、合格実績は予備校と異なり公表されていません。

しかし、合格者の声は一定数掲載されていることから、そこまで講座の実績はそこまで問題視するレベルではないでしょう。

クレアールは、1962年の開講から、60年以上の資格指導実績を誇る老舗の通信講座会社です。

難関資格を中心に、合格者体験記は方法に掲載されていることからも、長年実績を出し続けていることがわかります。

よって、指導ノウハウのクオリティは疑いの余地がなく、安心感の高い指導を受けられるでしょう。

クレアールの会計士講座はどんな人におすすめ?

クレアールは各種サービスがバランスよく提供されている上に、価格が相場よりも10万円以上安いので、コスパの良い会計士講座をお探しの方にはピッタリです。

ただし、少々マイナーな講座であり、合格実績等は大手と比べると見劣りしてしまうので、こうした事情も勘案した上で受講を検討されることをおすすめします。

クレアールの講座の受講者の口コミ・評判(一部抜粋)

大手予備校よりも圧倒的に安く、この受講料であれば退職後の資金にも困らないだろうと思いました。

また、私が申し込んだのは「3年トータルセーフティーコース」ですが、ちょうどキャンペーン中で割引対象となっていたため、むしろ申し訳なくなるくらいのお得感がありました。

さらに、簿記検定や会計士試験の受験料を負担してくれたり、合格したらお祝い金をいただけたりということもあったためモチベーションが上がりました。 クレアール合格者の声より

クレアールのテキスト問題集等だけで合格するだけの力が必ず付きます。他校と比べて勉強する内容が少なく済み、おまけに受講料まで安いとなれば最高のコストパフォーマンスだと感じました。 クレアール合格者の声より

二つ目の重要論点に絞った非常識合格法に関して、重要度の高い論点に絞って繰り返し演習することで効率的に勉強できるというものでした。

膨大な試験範囲のある公認会計士試験において、全ての論点を網羅的に仕上げることは困難であると感じていたためこの勉強方法が最適だと思い、選択いたしました。 クレアール合格者の声より

クレアールの声として特に多かったのは、受講料の安さが決め手となったという声でした。

他の講座は軒並み70万円ほどの費用が掛かる中で、それよりもはるかに安い価格で受講できるクレアールの講座は、多くの人から高い支持を集めていることが伺えるでしょう。

クレアールの公認会計士講座の詳しい特徴はこちらをチェック!

3位:LEC

lec
項目 内容
価格 短答:278,000円(税込)
論文:268,000円
※通信コースの価格
授業形態 通学・通信
合格実績 非公表
特徴 超低価格で講座を受講可能
校舎 日本全国(提携校含む)
合計50校

LECの公認会計士講座最大の特徴は、超低価格で講座を始められる点にあります。

講座は短答式と論文式で分けて提供されているので、それぞれニーズが高まるタイミングで講座を受講できるでしょう。

講師は、入門期の講師・応用知識を教える専門講師に分かれており、厳選された講師から一貫して質の高い指導を受けることができる点も大きな魅力です。

LECの公式サイトはこちら

LECの評価項目

LECはほかの講座が短答式と論文式の対策をセットにしているのとは異なり、それらを分けて小出しに提供していくことで、価格を削減することに成功しています。

価格は通学でみると、2024年短答合格コース(秋生・春生)で278,000円(税込)と、超お手頃価格で対策を始めることができます。

LECの「論文合格コース(通信)」の価格は268,000円であり、こちらもお手頃価格です。

※全て通信コースの場合

これにより、今まで高額な受講料により受講をためらっていた人も、公認会計士対策を始めることができるでしょう。

このような破格の安さで受講できるチャンスはLECならではであり、この点を重視して受講を決断された受講生の方も多数いらっしゃいます。

LEC会計士講座の的中例

画像出典:LEC公式HP

LECは特に答練・模試において、数多くの論点を的中させた実績を持っています。

具体的な数字を令和5年の第Ⅰ回短答式試験でみると、企業法は計12か所的中、管理会計論は13か所、監査論は7か所、財務会計論は5か所が的中しています。

これはLECが試験を徹底分析して、演習問題を作成している結果であるといえます。よって、LECの教材を愚直にこなすことで試験に活きる実力をしっかりと身につけることができるでしょう。

LECの学習サポート 画像出典:LEC公式HP

LECでは、通信講座での学習サポートも充実しており、忙しい人でも安心して学習を進められる体制を整えています。

具体的には、Web動画・音声DL・スマホでの講義視聴が可能となっており、豊富な受講形態で、いつでもどこでも学習を進めることができるのです。

部活や仕事で忙しい人には非常にありがたいサービスであるといえるでしょう。

LECは通学コースも存在するにもかかわらず、具体的な合格実績を公表していません。

予備校としての規模はそこまで大きくないことから、合格者数は大手と比較するとやや見劣りすることが予想されます。

合格体験記の掲載数も少なめとなっていることから、実績面では不安が残ります。

LECはほかの予備校では対応していないマイナー資格まで幅広く取りそろえる資格学校となっています。

よって、LECに行けばあらゆる資格の勉強を効率よく進められること間違いなしでしょう。

LECの会計士講座はどんな人におすすめ?

LECは大原・TACに次ぐ知名度がある人気予備校である上に、講座料金は他社と比べてかなり安くなっています。

そのため、大手予備校に通いたいけど、あまり費用はかけたくないという方にはピッタリの講座だと言えるでしょう。

ただし合格者数等を公表しておらず、クレアールと同様に実績面で不安が残るので、出費よりも実績重視なのであれば大原やCPA会計学院の方がおすすめです。

LEC受講者の口コミ・評判

価格帯が他校に比べて、手が届きやすかったことが一番の理由です。他の方の合格体験記にもよく記載されていますが、LECは短答と論文のコースが別で受講できるため、他の専門学校よりも安価で勉強を開始することができます。

加えて、テキストの内容を確認した際、他の予備校のテキストに対してクオリティが劣っていないと感じることができました。 LEC合格者の声より

私は水道橋校での教室での授業は一度も受けたことはなく、家のパソコンで欠席した授業を視聴するWeb講座を使っていました。

Web講座では、同じ授業を繰り返し見ることが出来たのも本当によかったです。 LEC合格者の声より

受講料がとにかく安かったことと、模試の問題の的中率が非常に高いと評判だったからです。

実際私の受験した年もLECの模試で見たことある問題が何問も本番で出題されていて、試験後は「やっぱりLECは凄い!」とネットがざわついていたのを覚えています。

それでいて受講料も他の予備校の半分以下ですから予備校選びはLECで迷いはありませんでした。 LEC合格者の声より

LECの口コミの中でも、価格が安かったので手軽に試験対策を始められたという声が多く挙がりました。

従来の予備校の価格ではなかなか手を出しづらいと感じている人には非常におすすめの講座であるといえるでしょう。

4位:TAC

tac
項目 内容
価格 730,000円(税込)~
授業形態 通学・通信
合格実績 410名(2022年)
特徴 合格者講師からの手厚い指導
校舎 全国各地
合計34校(提携校含む)

TACの公認会計士講座の最大の特徴は、TACの合格ノウハウが最大限詰まったカリキュラムです。

精鋭講師たちが試験の内容や内容の見直しの是非などを議論に議論を重ねて、作成しており、合格に必要な要素を最大限詰め込んだこだわりのカリキュラムとなっています。

このカリキュラムと充実の教材のもと、多くの合格者を毎年輩出し、高い実績を残しています。

2006~2022年までの17年間で計9,717名もの合格者を生んでいることから、講座の信頼性は大手の名に恥じない高いものであるといえるでしょう。

TACの評価項目

TACの講座価格は、初学者の1年学習コースである「短期集中本科生」でみると、ビデオブース講義で730,000円(税込)、2年学習の最長コースである「2年L本科生」のAレベルで、790,000円(税込)となっています。

価格は1・2年向けどちらも相場よりも高めの数字となっており、講座の値段はやや張ってしまうといえるでしょう。

TAC会計士講座のテキスト

画像出典:TAC会計士講座の見本テキスト

TACは実際の公認会計士試験を突破した、「合格者講師」が講義・教材・カリキュラムのあらゆる面に携わることで、高い学習クオリティを実現しています。

講義は試験で必須の知識を中心に、実力アップに必要な知識をバランスよく身につけられるように工夫がなされています。

また、教材は合格に必須の知識を集約したものとなっていることから、効率的な学習が行えるでしょう。

講師が受講生の立場に立って使いやすさもこだわっているため、高い学習効果を得られること間違いなしです。

TACは質問対応などの基本的な学習支援体制に加えて、就職後のサポートもしっかりと行ってくれます。

具体的には、情報提供から面接対策の講義・研修、個別の相談まで、就職活動に必要なサポートをフルラインナップで取り揃えています。

このサポートの幅はほかの予備校と比較しても、幅広いものとなっていることから、トータルサポートによる安心感が欲しいならTACの講座が非常におすすめです。

TAC会計士講座の合格実績

画像出典:TAC公式HP

TACは資格学校の超大手として、圧倒的な数字を残し続けています。

2006~2022年までの数字でみると、累計合格者数9,717名、合格者占有率37.3%と、大手にふさわしい高い実績を毎年残していることが伺えるでしょう。

その年に合った合格に必要な最適な講座内容を常に提供しているからこその数字であるといえるのです。

TACは資格を取得しようと思った人なら誰しも聞いたことのある超大手の資格予備校です。

公認会計士に限らず、ありとあらゆる資格の講座を開講しており、そのほとんどで高い合格実績を残しています。

ここまで幅広い資格で実績を残している予備校はほぼないので、資格の勉強においての信頼性は抜群であるといえるでしょう。

TACの会計士講座はどんな人におすすめ?

TACは言わずと知れた大手予備校であり、大手ならではの圧倒的な知名度と優れた合格実績が魅力となっています。そのため、みんなが使っている定番講座で学びたいとお考えの方にはおすすめです。

一方で、やはり講座費用がかなり高いことや、近年では合格者数も大原やCPA会計学院といった他講座にやや押され気味であることなど、憂慮すべき点があるのも事実です。

そのため、知名度だけを見てTACを選ぶのではなく、そのほかの要素も考慮の上で講座選びを進めることをおすすめします。

TAC受講者の口コミ・評判(一部抜粋)

TACの講師は試験合格者なので、他の受験指導校とは違い、その科目に特化するだけでなく、全科目を総合的に見てどのように学習すればよいかのアドバイスをいただけます。

会計、監査の本質的な考え方から、解答時の図の書き方、効率のよい解き方まで、詳しく丁寧に教えていただけました。 TAC合格者の声より

教材の良かった点は、要点がコンパクトにまとまっているところです。各科目の範囲が膨大なため、教材に全ての論点を詰め込むとメリハリのある学習ができません。

しかし、要点がまとまっていることで、どういった論点が重要であるかがすぐにわかり、効率的な学習ができました。 TAC合格者の声より

Webフォローは社会人として働いていたときに大いに助けになりました。倍速再生ができるため、時間の有効活用に大変役立ちました。

また、アプリにダウンロードしておけば電波状況が悪くても視聴できるため、出張中の新幹線等で視聴することもでき効率よく学習できました。 TAC合格者の声より

これらの口コミの他にも、合格者講師が監修した講義やテキストを絶賛する声がたくさん上がっていました。

毎年何度も議論を重ねた上で、こだわりを持って作成されていることから、最短ルートでの学習を実現できること間違いなしでしょう。

5位:資格の大原

ohara
項目 内容
価格 730,000円(税込)~
授業形態 通学・通信
合格実績 334名(2022年)
初学での合格者数は183名
特徴 初学者の合格者が多い
校舎 北海道から沖縄まで日本全国
合計47校

資格の大原は、ALL IN ONEカリキュラムのもと、無理なく合格を目指せる講座内容となっています。

具体的には、学習スタートの時期を細かく設定し、その進捗を講師に定期的にチェックしてもらうことで、実力を一歩ずつ上げていくことが可能なのです。

またこちらのカリキュラムの特色として、他校と比較して答案練習の機会が豊富に設けられている点が挙げられます。演習量を十分に確保したい受験生に特におすすめできる講座となっています。

このカリキュラムの威力は、実際の合格者数からも見て取れます。2022年度には334名の合格者を輩出しており、その効果は絶大であると言えます。

資格の大原の評価項目

大原の講座価格は、全体的に高いものとなっています。

1年学習向けの「1年初学者合格コース」はWeb通信が720,000円(税込)映像通学が740,000円(税込)と、どちらも相場よりも高めの値段です。

また、2年向けコースの「2年初学者合格コース」はWeb通信で760,000円(税込)、映像通学で780,000円(税込)となっており、こちらも高めのお値段となっています。

大原のテキスト

画像出典:大原パンフレット

大原のテキストは、試験のプロフェッショナルが必要な情報を精査して作った完全オリジナルです。

情報の優先度ごとに識別できる工夫もなされているので、自然と効率よく知識を身につけることができます。

特に試験科目が多く、その一つ一つの学習量が多い会計士試験において情報の優先度を識別できることはマストとなっており、高く評価できるポイントとなっています。

また、このテキストは大原の校舎で一律で使用し、その情報は講師間で共有されています。

他の講義に振り替えたとしても同等のクオリティの授業が保証されており、常に高品質な講義を受けられる環境が整っている点も大変魅力的です。

会計士試験は、基本的には複数年を丸々かけて合格を目指す過酷な試験であることから、頼れるサポーターの存在は欠かせません。

大原は公認会計士の常勤講師を述べ122名そろえており、これらの講師から直接指導・サポートを受けられる点が非常に魅力的です。

校舎での質問はもちろん、離れていても電話やメールを通じて、いつでも質問を送ることができます。

一人一人に対して熱く向き合ってくれる講師陣が揃っており、苦しい時でも諦めずに学習を継続できる環境が整っているのです。

大原の合格実績

画像出典:大原公式HPより

資格の大原の合格実績は2022年度でみると、334名と大手ならではの高い数字を誇ります。

大原独自の特色として、初学者の合格者割合が多いことが挙げられ、2022年度では「初学者コース生」合格者は183名でした。

よって、初学者で早期の合格を狙いたいとお考えの方には特におすすめできる講座であると言えるでしょう。

また大原の講座の特徴として、上位合格者を続々と輩出している点も挙げられます。

レベルの高い仲間と互いに演習の点数を競い合ったり、勉強を教えあったりすることでモチベーションを維持できる環境も整っていると言えます。

難易度の高い公認会計士の資格試験を目指す中で、緊張感を持って勉強したい方にもおすすめです。

資格の大原は、難関国家資格の講座はもちろん、情報系や医療系の講座など多岐にわたる講座を開講しています。

受講生も多く、口コミも豊富であることから、迷ったらまず受講を検討すべき資格学校であるといえるでしょう。

大原の会計士講座はどんな人におすすめ?

大原は講座料金こそやや高めであるものの、クオリティの高い教材や経験豊富な講師陣、手厚いサポート体制など、試験勉強を進める上で必要なあらゆる要素が高い水準で揃っています

毎年のように約400~500人の合格者を輩出しているという事実も、大原のサービスの質の高さを裏打ちしており、隙のない学習体制で勉強を進める事ができます。

そのため、多少費用をかけてでも着実に実力をつけて合格に近づきたいとお考えの方には、大原は非常に向いていると言えるでしょう。

また、大原を語る上で外せないポイントが他校と比較した答案練習の多さです。

この点から、本番で確実に力を発揮できるように、本番形式の演習機会をたくさん設けておきたいとお考えの方にもおすすめできる講座となります。

資格の大原受講者の口コミ・評判

大原の先生はとても質問がしやすい方ばかりで、勉強をする環境としてはとても良かったと思います。

私は毎日質問に行っていたのですが、質問することで理解も深まりますし、勉強以外の精神的な面でもアドバイスをいただけます。 大原合格者の声より

自分が会計士試験を一発で合格することができたのは先生達のおかげと感じており、とても感謝しています。先生達には、試験の勉強面だけでなく受験中の悩みや苦労等を聞いてもらい精神面でも支えてもらいました。

先生たちのおかげで楽しく、効率よく勉強することができました。本当に良かったです。 大原合格者の声より

短期間で合格したかったので大原の1年コースを選びました。大原を信じて学習したので大学と両立しながら1年間で合格できたのだと思います。 大原合格者の声より

公認会計士講座の口コミでは、特に講師とともに合格をつかみ取ったという声が多数挙がりました。

常勤講師体制を生かして、いつでも質問・相談できる充実の環境は、初心者には特にありがたいでしょう。

大原の公認会計士講座の詳細はこちらをチェック!

6位:資格試験のFIN

資格試験のFIN
項目 内容
価格 短答:172,000円(税込)
論文:148,000円(税込)
授業形態 通信
合格実績 非公表
特徴 抜群の価格の安さを誇る講座
校舎 -

「資格試験のFIN」は元TAC講師が創設した簿記・税理士・公認会計士対策に特化した資格通信講座です。

最大の魅力はその価格の安さであり、短答・論文コースを合わせても30万円ほどと会計士講座としては圧倒的な安さを誇ります。

よって、とにかく価格の安さを重視したいとお考えの方は検討候補の一つに入れるとよいでしょう。

テキストはフルカラー仕様で見やすくなっており、内容理解に重点を置いたわかりやすい教材も魅力の一つです。

ただ、デメリットとして

  • 合格実績が乏しい
  • 受講生が他の大手予備校と比較して少ない

といった点が挙げられるので、これらの点も加味したうえで受講すべきか検討することをおすすめします。

公認会計士の予備校・通信講座比較表

それでは、ここまでの選び方の方針を押さえつつ、人気の会計士講座をランキングで比較していきましょう。

順位 講座会社 おすすめポイント 総合点 価格 教材・講義 サポート 合格実績 信頼性
1 CPA会計学院 合格者数は786名 95 17 19 20 20 19
2 クレアール 通信講座ならではの価格の安さ 93 20 19 19 17 18
3 LEC 短答対策から手軽に始められる講座 92 20 18 18 17 19
4 TAC 合格者講師による洗練されたカリキュラム 91 17 18 18 19 19
5 資格の大原 初学者合格者が非常に多い 90 17 18 18 19 18
6 資格の学校FIN 最安値通信講座 85 20 17 17 16 15

各社で強みとしている部分が分かれることが見て取れるでしょう。また、公認会計士講座はかなり専門性の高い予備校・通信講座しか参入していないので、どの講座も総合点が非常に高いことも特徴的です。

その中でも1位の「CPA会計学院」は近年特に合格者数を伸ばしている公認会計士講座であり、初めての方でも十分合格を狙うことができる最もおすすめな講座となります。

料金面の比較表

各講座の1.5年初学者向けコースの料金比較表は以下の通りです。

順位 講座会社 料金面
1 クレアール 520,000円(税込)
2 LEC 546,000円(税込)
3 CPA会計学院 750,000円(税込)(2年)
4 資格の大原 730,000円(税込)
5 TAC 730,000円(税込)(1年2ヶ月)

コスト面で見ると、クレアール・LECの2校が優れています。

特にクレアールは、時期によってさらに安い価格で受講することも可能なので、なるべく安い価格で講座を受講したいとお考えの方にはおすすめの講座となります。

一方で、TACと資格の大原は費用が高めに設定されており、費用面の観点からは慎重に検討すべき講座であると言えるでしょう。

合格者数の比較表

ここでは各予備校や通信講座ごとの合格者数を比較していきます。

順位 講座会社 合格者数
1 CPA会計学院 786名(2023年度)
2 TAC 410名(2022年度)
3 資格の大原 334名(2022年度)
4 クレアール 非公表
4 LEC 非公表
4 資格試験のFIN 非公表

上記の表からも分かるようにCPA会計学院の合格者数が群を抜いていることがわかります。

ここ数年で急速に合格者数を伸ばしており、実績面で選ぶ際に最もおすすめできる講座となります。

一方で、クレアール・LEC・資格試験のFINは合格者数を公開しておらず講座の実力を測ることが難しくなっています。

しかしクレアールとLECはHP上で合格者の声を多数掲載しており合格者を毎年一定数ずつ輩出していることが予想されます。

予備校講師の比較表

ここでは、予備校ごとの講師について比較していきます。

それぞれの予備校で講師の採用体制は異なっているため、各予備校の特徴を把握しましょう。

予備校名 講師の採用体制
クレアール 試験合格者以外でも在籍可能
LEC 試験合格者以外でも在籍可能
CPA会計学院 試験合格者以外でも在籍可能
TAC 試験合格者のみ採用
資格の大原 試験合格者以外でも在籍可能

上記の表からも分かるようにTACのみが公認会計士試験の合格のみを講師として採用しています。

ただし、CPA会計学院は近年他校の優秀な講師陣を数多く引き抜き、指導力を強化しているため、講師陣の質で選ぶならCPA会計学院は特におすすめの講座になります。

一方で、大原やクレアールは試験合格者以外でも講師として採用されています。

ただ、両講座とも講師の品質には定評があり、他の講座と比較して指導力が大きく見劣るということは考えづらいので、過度な心配は不要です。

質問などのサポート体制で比較

ここでは、質問などのサポート体制を各予備校ごとに比較していきます。

予備校名 質問体制
CPA会計学院 質問方法:来校・メール・電話・zoom・バーチャル校
クレアール 質問方法:来校・メール・FAX・郵便
LEC 質問方法:来校・web
TAC 質問方法:来校・メール・Zoom・電話
資格の大原 質問方法:来校・質問専用サイト・電話

各予備校とも多種多様な質問体制を整えていることがわかります。

特に、Web上での質問対応は、気軽にわからない論点を質問できることが大きな魅力なので、積極的に活用することをおすすめします。

校舎数の比較表

ここでは、各予備校の校舎数を比較していきます。

順位 予備校名 校舎数
1位 LEC 49校舎
2位 資格の大原 47校舎
3位 TAC 34校舎
4位 クレアール 15校舎
4位 CPA会計学院 15校舎(ラウンジ含む)

LEC・大原・TACは全国的に展開しており非常に規模の大きい予備校だということが分かります。

特に地方の方は、校舎数の多い予備校に通うことで通学コース受講のチャンスを広げることができます

一方で、CPA会計学院は関東・関西近辺の校舎展開がメインとなるので、地方の方の通学は難しいので、注意が必要です。

【初学者におすすめ】公認会計士予備校・通信講座2選

CPA会計学院

CPA

初学者におすすめの公認会計士通信講座、1つ目はCPA会計学院です。

CPA会計学院は初めて学習を進める方でも安心できる万全なサポート体制に定評があります。

公認会計士の学習未経験者の中には、学習を進めていくにあたって不安やわからない人が多くいるでしょう。そのような悩み事をすぐに解決してくれるのがCPA会計学院です。

メールでも電話でも来校でもあらゆる手段で質問をすることができます。徹底された受講生のサポートによって安心して合格にむかって突き進むことができます。

また、はじめて公認会計士の学習をする方を対象として、いつ学習を開始するのか、いつの試験を目指すのか、仕事や学校と両立したいのかといった個人の事情にあわせて多くのコースを選択できる点も大きな魅力の一つです。

資格の大原

資格の大原

初学者におすすめの公認会計士通信講座、2つ目は資格の大原です。

資格の大原の公認会計士講座ではわかりやすいテキストに特徴があります。公認会計士の学習内容は膨大で初心者がむやみに学習しても内容をしっかりと理解することは難しいです。

大原の教材は初心者が躓きやすいポイントやわかりにくいポイントがわかりやすく解説されているため、初心者でもしっかりと内容を理解できます。

加えて、有識者が本試験を徹底的に分析し毎年改定されています。つまり、最新の試験傾向がテキストに反映されています。

また、メインテキストのほかにも、学習の進み具合に合わせて副教材を併用することで効率的に学習を進めていくことができます。

【中・上級者におすすめ】公認会計士通信講座2選

CPA会計学院

CPA

CPA会計学院では、過年度生向けのコースも豊富に用意されており、具体的には短答式試験、論文式試験それぞれで再履修用のコースが設けられています

こちらのコースは、過年度生に足りていないことの多い基礎力を徹底的に引き上げるために最適化された教材が提供され、各科目のコアとなる知識を中心に学習内容をしっかりと整理することができます。

また、演習機会が豊富に用意されている点も大きな特徴であり、初学者が不足しがちな過去問演習の機会も授業中にたっぷり確保してくれます。

これにより、隙のない状態で試験本番に臨むことができるのです。

TAC

TAC

中・上級者におすすめの公認会計士通信講座、2つ目はTACです。

TACでは、経験者がさらに得点力を伸ばせるように短答対策・論文対策各々に特化した講義と演習を受けられます

知識が不足している分野にはWeb論点別対策講義で学習することで効率的に弱点を補強でき、受験経験者の効果的な学習をサポートします。

さらに、TACは非常に質の高い教材も魅力の一つであり、学習範囲を絞ることで効率よく合格まで到達することができるカリキュラムが採用されている点も魅力的です。

受講料の安い公認会計士通信講座2選

クレアール

クレアール

受講料の安い公認会計士通信講座、1つ目はクレアールです。

他の通信講座と比較しても数十万円ほど安く受講でき、できるだけ安い講座を探している方にうってつけです。

このような価格を実現できた要因として、クレアールは通信講座に特化している点、またテレビCM等の広告宣伝費等の経費を削減することで収録スタジオを自社保有している点が挙げられます。

カリキュラムは非常識合格法を採用しており、学習範囲を徹底的に絞っている点が特徴的な通信講座です。

LEC

LEC

受講料の安い公認会計士通信講座、2つ目はLECです。

LECでは短答式と論文式でプランを分けています。従来は短答式と論文式を合わせたカリキュラムを組んでいましたが、短答式試験に合格する前に論文式試験用の講座を受けることは効率が悪いことから現在の形になりました。

これにより、初回にかかる料金を最低限に抑えることが可能となりました。

例えば、短答合格コースの通信Webは278,000円ですが、短答式試験に一発合格すると、論文コースは受講形態を問わず一律50,000円となります。

公認会計士を目指してみたいけど、お金も多くかかるし自分に向いているかもわからずハードルが高いという人にとって挑戦しやすいため非常におすすめです。

最短ルートで合格を目指せる公認会計士通信講座2選

クレアール

クレアール

最短ルートで合格を目指せる公認会計士通信講座、1つ目はクレアールです。

クレアールは非常識合格法という独自の合格メソッドが特徴となっています。

非常識合格法とは、一般的な学習範囲をすべて学習するのではなく、合格に必要な最小限の範囲に絞って学習する方法のことです。

試験において奇問や難問はできる必要はありません。やるべき部分・わかっていなければならない部分をしっかりと正答できることが大切です。

したがって、クレアールでは学習未経験者でも、合格ラインに短期間で達することが可能となります。

CPA会計学院

CPA

最短ルートで合格を目指せる公認会計士通信講座、2つ目はCPA会計学院です。

提供される教材では、出題可能性別にA・B・Cのランク付けを行っており、重要な項目に絞って効率的に学習を進めることができます

これにより、試験に必要な箇所だけを効率よく学習することができ、最短ルートでの合格をしっかりと狙うことができるのです。

また、疑問点をすぐに質問できる環境も整えられており、これにより疑問点を残さず学習をスムーズに前に進めることができます。

教材・サポートの力を掛け合わせることで、CPA会計学院は最短ルートでの試験合格を徹底アシストしてくれます。

公認会計士講座を選ぶ際に押さえるべきポイント

公認会計士講座を選ぶ際のポイント

まずは、今回の講座ランキングを作成するにあたって基準とした5つの項目について確認しておきましょう。

今回は実際に公認会計士試験に合格され、現在も公認会計士としてご活躍されている白井敬祐様に、公認会計士予備校・通信講座の選び方についてアドバイス頂きました。

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白井様

独立開業して会計コンサルや企業内研修などの講師をしております公認会計士の白井敬祐と申します。

自分の受験期の体験談や実務経験を踏まえて皆様に参考となるような情報をご提供できればと思っております。

講座価格

公認会計士の講座価格の相場は、1年向け・2年向けでほとんど変わらず67万円ほどです。

よって、受講の際にはかなりの大金を支払う必要があることはあらかじめ押さえておきましょう。

公認会計士講座は特に難易度が高いため、講義内容にとどまらずサポート体制の充実も必須なので、必ず価格だけで講座を選ばず、まずは講座内容の充実度を見るようにしましょう。

そのうえで、そのサービスに対して講座価格がしっかり見合っているかどうかを判断すると、自分の納得いく講座選びができるでしょう。

教材・講義のクオリティ

公認会計士試験は、難易度が非常に高いことから、学習内容の充実は講座を選ぶ際の必須条件です。

内容説明のわかりやすさは前提条件として、初心者でもしっかり実力を積み上げられる構成か・試験に即して重要範囲をしっかりと学べる構成かの2点を重点的に見ていくといいでしょう。

また、各講座独自の指導方針があるので、それらも自分に合うかどうかしっかり見ていくと、自分に適した講座を選べます。

先生の口コミと選択肢の幅もポイント

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白井様

人気の先生には理由があり「わかりやすい」と皆口を揃えて評判になっています。

わかりやすさは理解に基づく効率的な学習を進める上で重要です。先生の口コミ評価も調べてみましょう。

しかし、いくら人気の先生でも自分に合う合わないはありますので、各教科にどのくらい先生がいるのかもポイントと思います。

サポート体制の充実度

公認会計士試験は、理解の難しい内容も多いことから、挫折してしまいそうなタイミングは必ず出てきます。

そのようなときにプロの講師から直接サポートを受けられる体制が築かれているかどうかは、実力を伸ばせるかを測るうえで非常に大切な要素になります。

担任制を採用しているか・予備校なら講師と常にコンタクトを取れるようになっているかの2点を特に重点的に見ていくことをおすすめします。

質問の手段、タイムリーさ、相談できる内容もポイント

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白井様

電話、メール、対面、Zoomなどいろいろな方法があると通信学習だったとしても質問が便利になります。

また、

  • 校舎に先生やチューターの方が常駐していていつでも質問できる体制があるか
  • メールレスポンスは3日以内で返ってくるか

という点についても調べましょう。

さらに、学習内容だけでなく受験生活の悩みなども聞いてくれるかどうかもポイントですね。

合格実績

多くの講座では合格実績を公表しているので、講座のクオリティを客観的に測定するためには不可欠な要素となります。

実績は主に合格者数・合格率に分かれ、それぞれの数字を見る際に注意するべきポイントが存在します。

合格者数では、ただ数を追いかけるだけでなく、分母数が大きいかを予備校の規模に応じて、ざっくり判断しながら見るようにしましょう。

合格率では、分母の数が極端に少ないかに注意が必要です。10人中4人合格で40%の合格率といっても信頼性は低いので、必ず一定の分母が確保されているかは必ず知っておくようにしましょう。

また、通信講座はオンラインという特性上合格実績を収集・公表するのは困難であることも理解しておきましょう。

会社の信頼性

公認会計士講座を展開する資格学校はどれも、業界内でよく知られた学校ばかりです。

よって、一定の信頼性は担保されているため、その点は安心していいでしょう。

そのうえで、講座ごとの口コミを見ながら、各講座でしっかりと品質にこだわりながら作成がなされているかを見ることで、その講座会社の本当の信頼性が浮かび上がってくるでしょう。

公認会計士受験の注意点

会計士受験時の注意点

合格点は短答・論文式でそれぞれ設けられている

公認会計士試験は短答式が「企業法」「管理会計論」「監査論」「財務会計論」の4科目、論文式が「監査論」「租税法」「会計学」「企業法」+選択科目1科目の計5科目となっており、範囲は膨大となっています。

合格ラインは科目・試験毎に設けられており、具体的には

  • 1科目でも40%の得点率がないと不合格
  • 短答式試験で4科目合計で70%を基準として公認会計士・監査審査会が相当と認めた得点比率
  • 論文式で5科目合計で52%の得点比率を基準として公認会計士・監査審査会が相当と認めた得点比率

の3つが必要となります。

よって、苦手科目を放置して勉強してしまうと、科目での足きりに合う可能性が高いので、各科目まんべんなく勉強をこなしていく必要があるのです。

4000時間以上の勉強時間が必要

公認会計士試験に合格するためには、4000時間以上の勉強が必要といわれています。

これは、毎日5時間勉強しても最低2年以上かかる計算であることから、超長期間での試験対策を覚悟していく必要があります。

またこの数字は、学習経験者なども含めた一般的な数字であるため、会計初心者はこれよりも多い勉強時間が必要になります。

よって、暇な時間の多い大学生の受験が有利な場合が多いため、まとまって勉強できる期間で合格を勝ち取ることがおすすめです。

独学と講座の活用はどちらがベスト?

公認会計士試験は、国家資格の中でも最難関の部類に位置付けられるため、勉強期間は長期にわたります。

また、公認会計士の独学用の参考書は、他の宅建士や社労士などと比較するとかなり少ないので、教材面でもかなり不利に立たされます。

よって、独学での勉強はモチベーションや情報面から非常に困難を極めることから、基本的には予備校や通信講座の力を借りて学習を進めるようにしましょう。

各学校が勉強のやりやすさに強いこだわりを持って作成した講座がそろっているので、独学時よりもはるかに勉強がはかどること間違いなしです。

通信講座のメリット

ここでは通信講座のメリットについて説明します。

安価で受講料で講座を取れる

通信講座は予備校と比較して、安価な費用で公認会計士試験合格を目指すことができます。

授業自体も予備校に通うのに対して非常に安い値段で受講することが可能です。それに加えて、予備校と違って校舎に通う必要がなく、自宅やカフェで授業を受けること出来るため通学費用も節約することが可能です。

そのため、少しでも費用を抑えて公認会計士試験合格を目指したい方は通信講座を利用するといいでしょう。

教材を自分好みに調整できる

通信講座は基本的に動画視聴をベースに学習を進めていきます。

そのため、分からない箇所や視聴中に集中力が落ちてしまった箇所に関して再度視聴することができます。

また、すでに理解している部分や内容が簡単な箇所に関しては倍速機能などを使うことで効率的に勉強することが可能です。

このように、通信講座は対面授業のように大勢の人に対して同時に行う授業形態と違い、自分好みに授業動画をカスタマイズしながら勉強をしていくことができます。

ライフスタイルごとに合わせやすい

通信講座は授業動画をWebやDVDを用いて視聴していくため、自分の好きなペースで授業を受けることができます。

また、通信講座ならスマホ1つで通勤時間などのすき間時間を利用して勉強を進めていくことも可能です。

そのため、スケジュールが忙しくて毎回同じ曜日と時間に予備校へ通うことが難しい人やすき間時間に勉強を進めたいと考えている人には通信講座はピッタリな勉強方法だといえるでしょう。

通信講座を利用する際の注意点

ここでは通信講座を利用して公認会計士を目指していくうえでの注意点について説明していきます。

スケジュール管理は超重要

通信講座は予備校以上に学習のスケジュール管理に気を使う必要があります。

多くの受講生がこの点が抜け落ちているために、思い通りに学習を進めることができていません。

以下ではスケジュール管理を効果的に行うためのコツを解説していきます。

ずらせない予定は先にスケジュールに組み込む

効果的にスケジュールを組むために、まずはずらせない予定を先にスケジュール帳に埋めることから始めましょう。

具体的には、学校の授業や課題の時間、予備校の授業時間などが「ずらせない予定」に該当します。

この予定を埋めた後に、初めて自分自身で自由に学習に充てられる所与の時間を認識することができ、そちらの時間をやるべき課題に取り組む時間としてスケジューリングしていきましょう。

計算科目は毎日触れられるよう予定を立てる

自習時間にやるべき学習内容は多々ありますが、その中でも優先順位が高い事項として、計算科目の強化が挙げられます。

具体的には、財務会計論・管理会計論の計算がこれに当てはまり、こちらの科目は

  • 短答式・論文式における配点が大きい
  • 習得に時間がかかる
  • 一度習得したら、メンテナンスに時間がかからず高得点を期待しやすい

という性質を持つため、特に初学者の方がスケジューリングを行う上で、こちらの科目を優先的に取り組めるように組んでいく必要があります。

試験における重要性が大きいため、毎日の自習時間の中で最低でも2~3hはこの財務会計論・管理会計論の計算に時間を充てることをお勧めします。

計算科目を優先的にスケジュールに組み込んだ上で、余った時間で理論科目を進めていくことで、バランス良く得点を伸ばしていくことができます。

集中力が続きにくいことも

通信講座のデメリットとして集中力が継続しにくいことがあげられます。

対面の授業の場合は周りも同じ受験生であるため緊張感がある中で授業を受けられますが、通信講座の場合は自分のペースで勉強が出来るため、ついついスマホを見てしまいがちです。

公認会計士は言うまでもなく非常に難関資格であるため集中して勉強を行う必要があります。以下では勉強に集中するためのコツを紹介しますので参考にしてください。

短期集中する

公認会計士試験の難しい内容を長時間勉強していては集中力が続かずに、だらけてしまうこともあるでしょう。

そのため、計算問題のような脳をフル回転させる問題を短い時間で集中して行い、少し休憩をするというサイクルを繰り返すことで効率的な学習が可能になってきます。

勉強を習慣化する

勉強を習慣化することは集中力の向上と勉強時間の確保に繋がってきます。

朝起きて1時間勉強したり、いつも同じ場所で勉強するなどの様に決まった場所や決まった時間に勉強するようにすると勉強が習慣化されやすくなります。

そのため、勉強をする場合は図書館や自習室などいつも決まった場所で行うように心掛けましょう。

初めての方は初学者コースを選ぶ

ここからは講座を選ぶ際の具体的な注意点を紹介していきます。

特に注意する点としては、初めて公認会計士試験を受ける方は「初学者対象」のコースを選ぶことです。

自信があるからと言って「学習経験者向け」を選んでしまうとその講義レベルの高さや基礎の見落としからインプットが滞り、満足いく成果が出せないことが多々あります。

各予備校・通信講座の公認会計士の講座は多くの場合「初学者対象」「学習経験者対象」「有資格者対象」に大別できます。

「学習経験者対象」の講座は、一度公認会計士試験を受け落ちてしまった方や類似の難関法律系資格の有資格者を対象にしていることが多く講義のレベルも高いのです。

社会人受験者はWebサポートが手厚い講座を

仕事が社会人受験者が講座を選ぶ際のポイントはスマホ・タブレットを用いたWebサポートが手厚い講座を選ぶことです。

社会人受験者の合格では、日々のスキマ時間をいかに活用できるかが肝となってきます。

デジタルサポートが充実した講座を利用し、時間・場所を自由に勉強・復習・質問ができる学習の環境を第一に整えることで、効率の良い勉強・合格にぐっと近づく事が出来ます!

まず無料講義・セミナーを受講する

見落としがちな注意点として、無料の体験講座を受け講師や講座との相性を確認することです。

特に公認会計士の勉強は1年以上の長丁場になりがちです。長期間の講義において講師やサポートとの相性が悪ければ、どんなに質の高い講座でもインプットの吸収率はガクっと下がってしまいます。

映像講義のなかでも、講師のテンションの高さや講義時間の長さ、校舎の雰囲気などどの予備校・通信講座にも必ず特徴的な点があります。

自分の向き不向きに合わせて講座を選択することで、失敗しない公認会計士試験対策を行えるのです。

例えばCPA会計学院では公認会計士入門講座の体験講義(全6回)、資格の大原では毎月公認会計士を目指す方向けの無料セミナーを実施しています。

次回の試験日程を把握しておこう!

講座を受講するにあたって、自分がどの年度・回の試験を受験するかしっかりと計画した上でコースを選ぶことが大切です。

令和6年の試験日程はそれぞれ以下のとおりです。

令和6年試験 日程
短答式試験 2024年5月26日
論文式試験 2024年8月16~18日

よって、今から対策を始める場合は、来年度の短答式・論文式の試験に標準を合わせて講座を受講していくといいでしょう。

公認会計士のおすすめ予備校・通信講座まとめ

公認会計士の予備校・通信講座についてまとめ

  • 1位:CPA会計学院
  • 2位:クレアール
  • 3位:LEC

ここまで、公認会計士のおすすめ予備校・通信講座ランキング5選について詳しく紹介してきました。

各予備校・通信講座ともこだわりの講座内容を提供しているので、この記事を読んで自分に合った講座を選べるようにしましょう!

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