【速報】令和2年度(2020年)中小企業診断士2次試験合格発表|傾向まで解説!
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中小企業診断士
平井東
令和2年度試験の中小企業診断士2次試験結果
申込者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|
7,082人 | 1,175人 | 18.4% |
2020年12月11日(金)に令和2年度の中小企業診断士2次試験の合格発表が実施されました。10月25日の試験を受験をされた皆様、本当にお疲れ様でした。
今年度の中小企業診断士試験は1次試験の合格率が前年比19ポイント増の42.5%となりました。この記事では1次試験の易化に対して2次試験で調整が行われたのかや、各科目の傾向についてまで詳しく解説します。
2020年度の筆記試験を受験された方には必見の内容となっています。
令和2年度中小企業診断士2次試験についてざっくり説明すると
- 筆記試験合格率は18.4%と例年並み
- 合格者数は1,175人と前年比87人増加
- 口述試験は12月20日(日)に実施
- 2次試験の結果を踏まえ次へのアクションを起こそう
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今回の試験の傾向は?
合格率は例年通り
過去3年間の2次試験合格率の推移
上記の表のように中小企業診断士2次試験の合格率は今年も平年通りの約18.4%となりました。1次試験では前年度を19ポイントも上回る42.5%となりましたが、2次試験の合格率には通年と比較した大きな変化はありませんでした。
過去3年間の受験者数と合格者数の推移
試験の傾向は?
令和2年の中小企業診断士筆記試験の手応えはいかがでしたか?今年度は1次試験で前例のない高い合格率となり、合格者数も多数輩出されるという結果になりました。
そのため、一部では2次試験の問題を難化させたり、採点基準を厳格化するなどで合格率・合格者数を調整するのではないかという予測も行われました。
実際に試験問題を見る限りでは、事例問題Ⅳが例年よりも難化したと言える内容でした。しかし、事例Ⅰ~Ⅲでは顕著な難化傾向は確認できませんでした。
筆記試験の合格された方へ
2020年度の中小企業診断士筆記試験に合格された皆様、まずは合格おめでとうございます。
ただし、筆記試験に合格した方でも、後に続く口述試験が控えているため、しっかりと準備をしましょう。
口述試験は12月20日に実施
2020年度の口述試験は12月20日(日)に実施されます。合格発表のわずか9日後に口述試験という慌ただしい試験日程になりますが、しっかりと準備をして中小企業診断士試験最終合格を果たしましょう。
試験官3人に対して受験生1人で企業の事例問題について述べるという形式になります。受験生にとっては緊張しやすい形式と言えます。
口述試験の対策方法
ただし、問われる問題内容は2次試験で出題された4題の企業事例問題の内、いずれかであるため、しっかりと試験問題を復習するなどして準備をすれば問題ないでしょう。
中小企業診断士試験の口述試験については以下の記事でさらに詳しく解説しています。併せてご参照ください。
惜しくも不合格となった方へ
今回の試験で惜しくも不合格となってしまった方も、次回試験の対策や今後のキャリア形成を見据えて今後の計画を立てていきましょう。
次回試験に向けて万全の対策をしよう
中小企業診断士試験は年に1度実施されており、2021年の1次試験は8月7日(土)、8日(日)の予定です。
未だ半年以上の期間はありますが、早めの対策を行い、確実に令和3年度試験に合格できるようにしましょう。
確実に合格するために
次回の中小企業診断士試験に合格するためには独学よりも講座を利用した学習を行った方が合格に直結する対策が可能になります。
特に中小企業診断士試験は忙しい社会人が受験するケースがほとんどですが、スタディングなどの通信講座を受講することで通勤時間や自宅での時間で効率的に学習を進めることが可能です。
今回の試験の結果を踏まえて、一度スタディングの受講を検討してはいかがでしょうか。
令和2年度中小企業診断士2次試験についてまとめ
中小企業診断士筆記試験についてまとめ
- 合格率は0.1ポイント上昇の18.4%
- 合格者数は1,175人
- 口述試験は12月20日に実施
- スタディング等も有効活用して次回試験に備えよう
令和2年度の中小企業診断士試験を受験された皆様、本当にお疲れ様でした。
試験の結果を踏まえ、口述試験や来年度試験など、それぞれの目標に向けて最善の準備を尽くしてください。
この記事を読んだ皆様が輝かしいキャリアを築かれることをお祈りしています。